映画「ハドソン川の奇跡」 じんわりと考えさせられた夜でした。
先日、僕の好きなレイトショーにて「ハドソン川の奇跡」を観てきました。
様々なモノのデザインを考えることが好き!
町工場デザイナー志賀正章です。(@NadareStyle)
監督はクリント・イーストウッド、主演はトム・ハンクス、名前を聞くだけで見る価値ありですね。
上映時間は96分と短いですが、十分に見応えのある映画でした。
2009年1月15日。
ニューヨーク、マンハッタン上空で実際に起こった出来事です。
両エンジンが停止するトラブルがあったにも関わらず、ハドソン川に無事着水し、乗員乗客155名全員が生還した航空機事故です。
全員の命を救った機長は英雄となりますが、その判断が正しかったのかが事故調査で問われる内容となっています。
エンジントラブルが発生し刻一刻と状況が変わる緊急事態の中での「判断」
その判断材料は?
現場対応は間違っていたのか?
リアルタイムで、人間が最善を尽くす。何をもって最善なのか?
事故調査のコンピューターが下す判断と、 実際に現場にいた機長という人間が下す判断。
どこに違いがあるのか
これ以上書くとネタバレしてしまいます。。。
良きも悪きも現場の判断は、その場の人間に委ねられます。
もっと言うと、一瞬一瞬が判断の連続です。
判断という言葉を、普段何気なく口にしていますが、その人が生きてきた「証」みたいのモノなのかもと。
じんわりと考えさせられた夜でした。
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